御用納めも終えて、年末年始休みに入った方々もいらっしゃるのではないでしょうか。
今年も大変お世話になりました。
来年も引き続きよろしくお願いいたします。
今年は週の半分ほどを東北大学の未来技術共同研究センターで先進ロジスティクス交通システム研究プロジェクトに携わっておりました。
ご不便をおかけして申し訳ありませんが、2023年3月末でプロジェクトが終了しますので、今後は本業に専念いたします。
2022年はこれまでとはちょっと違った形のやり取りが増えました。
経営者の方々から相談されるのはいつものことですが、今年は従業員の方々から「こんなことが会社で起きているのだが、大丈夫だろうか」という不安や不満の吐露が数多く寄せられました。
話を聞くにつれ、日本経済が抱えている「労働生産性の低さ」を目の当たりにしたような気がしました。
賃金のベースアップが進まなかったり、そもそも給料が最低賃金に近いというのは仕方ないにせよ、労働法令に抵触するような働き方を強いられているようでした。
それも、確信犯的な「ブラック企業」ではなく、経営者の方が労働法令に精通していないこと、そしてそういう事業主と関わる「士業」の方々が見て見ぬふりをしているといいますか「その程度の違反なら、厳しく罰せられることはない」と、会社側に寄り添っていることも印象的でした。
前にも書きましたが、コンサルタントがどんなに素晴らしい集客アップのためのメソッドを用意しても、実行するのは会社を支える従業員の方々です。
従業員のモチベーションが低いままでは、何を導入しても効果は半減するどころか、ルーチンが増えたことで従業員のストレスが増えてしまい、かえって悪化する可能性もあります。
まだ企画段階ではありますが、集客アップを狙うサービスを提供する企業と共に、従業員のモチベーションアップを実現するサービスを両輪で提供することも考えております。
どうぞ来年もよろしくお願いいたします。
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